水中生物チャレンジ更新!!
vol.1、2も、まだ見てない方は、そちらもぜひご覧ください。
水中生物チャレンジ その8【キタマクラ】
彼らもまた、伊豆で潜ればほぼいつでも見られる代表格。
見た目の割に物騒な名前の由来は、食した人の末路から来ています。要するに猛毒を持ってるよということですね。
元は三浦半島、三崎での呼び名前だそうです。けっこう身近。
ちなみにそのフグ毒、名をテトロドトキシン。
かの有名な青酸カリの約850倍の毒性があり、熱にも強く加熱調理もへっちゃら。
おいそれと食べてはいけないわけですね。
ちなみにキタマクラは、肉は無毒、皮が一番強毒だそうです。だからと言って食べてはダメです。危ないから。
幼魚は通称マメマクラと呼ばれて親しまれています。
成魚も目が青や緑でキレイですよ。個体差ですかね?
いつもいるからとスルーせずに、ぜひ観察してみてください。
水中生物チャレンジ その9【ナマコマルガザミ】
基本情報:
体長は1-2cm程度と、かなり小さめ。
大きいサイズのナマコをひっくり返すと、たまにいます。
食べると美味しい、ワタリガニの仲間です。(ダシがとれる…?)
住処:
ナマコの口や肛門の中で生活をしています。
写真の方は、ナマコの裏側にしがみついているだけでした。
共生?:
食性は雑食で、海藻や宿主のナマコをつまんで食べたりします。
主ナマコから離れないように、体表をグワシッとはさみます。
どうも一方通行な共生関係。。。
みなさんも、巨大ナマコを見かけたときは、優しくひっくり返してみて下さいね。
水中生物チャレンジ その10【タコ】
海外では独特な見た目から「悪魔の魚」と呼ばれているタコ。
こんな見た目で無脊椎動物の中で1番賢い動物なんです。
人は見た目じゃありません!
とはいえ、心臓が3こ、脳が9こ、身体の9割が筋肉というブッ飛んだ生き物なんです。
さらに、このタコの目に注目してください。
四角い瞳孔は横向きになろうが逆さまになろうが、身体の向きに関係なく対象が同じに見えているようです。
この並外れた能力と急速な進化は
何億年も前に地球外生物のウイルスの卵が地球に飛来しタコが誕生したと考える学者もいるのです。
近い将来、『メンインブラック』のような世界がおとずれるかもしれませんね。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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次回の【水中生物チャレンジ】をお楽しみに!