水中生物チャレンジ その50【ウツボ】
大きな口と鋭い歯、海のギャングと呼ばれたりしていますが…
実は臆病な性格で、人に噛みつくなんてことはありません。こちら側がちょっかいを出さない限り。
そんなウツボの小話。
ウツボは体が細いため、他の魚に比べて獲物を吸い込む力が弱いそうです。
そこで使われるのが咽頭顎。咥えた獲物に、口の中にあるもう1つの顎で噛みつき、食道へと引き込んでいきます。
口の中の口といったら、エイ○アン…
いえ、あんな凶暴な地球外生命体と同じ扱いなんてしないでください。
幼魚の頃は、サラサエビに怯えるくらいに臆病です。
水中でも優しく観察してあげてください。
水中生物チャレンジ その51【ミカドウミウシ】
写真は5cmにも満たない子供ですが、大型のウミウシです。
成長すると赤くなり、なんと最大60cmにもなります。
しかも、ウミウシなのに泳ぐんです!
英名もずばり、Spanish Dancer(スパニッシュ・ダンサー)。
泳ぐ姿が、まるでフラメンコのドレスがヒラヒラと舞っている様だからです。
想像してみて下さい。
水中をウネウネする、60cmもの真っ赤なウミウシにダイビング中に出会ったら…(笑)
水中生物チャレンジ 最終回【メガネウオ】
最終回にふさわしい生物を考えていたのですが、、思いつかなかったので富戸で目撃した衝撃を受けた生物です。
「メガネウオ」またの名を「スターゲイザー」星を見る者という意味を持ちます。
こう見えてロマンチストです。(笑)
また、花言葉や石言葉があるように魚言葉というものもあります。
これは、かつて戦いを挑む相手に宣戦布告するために魚を送りつけていたことが起源となっているようです。
果たし状のようなものなので、悪口というか皮肉が込められています。
ちなみにメガネウオの魚言葉は「視力低下」です。(笑)
子どものケンカかよっっ!って思ってしまいますね(笑)
みなさん、おうち時間に水チャレをご覧いただきありがとうございました。
このチャレンジ、終わりを迎えると寂しさを感じますが、、、。
ついに営業再開!
お店で、海でお会いしましょう。